本記事のまとめ
B'zの9thアルバム『SURVIVE』について
評価や聴きどころを解説したうえで
古参にも初心者にもわかりやすく3行でレビューします。
概要 | |
リリース | 1997.11.19 |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
編曲 | 松本孝弘 稲葉浩志 徳永暁人(#1-5.7-12) 池田大介編曲 (#12) |
販売 | |
CD | リンク
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記事を書いた人
- B'z ファン歴26年以上
- 1998年~ B'z Party会員
- 初めて買ったシングル
┗松本孝弘「THE CHANGING」 - 初めて参戦したLIVE-GYM
┗Brotherhood ツアー - 管理人も作詞作曲編曲の仕事を経験
B'zを最末端から応援します!
9thアルバム『SURVIVE』レビュー|評価・聴きどころ
『SURVIVE』は1997年11月19日にリリースされたB'zの9枚目のオリジナル・アルバムです。
前作『LOOSE』から約2年のブランクを経て制作され、B'z結成10周年直前の集大成の作品と言えます。
タイトル『SURVIVE』は「もがいてあがいてSURVIVEする。」という想いからつけられた。
従来のROCKのテイストと、これまでB'zが積み重ねてきた音楽性が完璧に融合された「当時のB'zの最高傑作(松本さん)」です。
後のインタビュー等でも、松本さん稲葉さん共に本作を高く評価しており、「聴き直して一番しっくりした(2002年松本さん)」「B'zのNo.1アルバムはSURVIVE(2013年稲葉さん)」等コメントしている。
3枚のシングル「FIREBALL」「Liar!Liar!」「Calling」がいい意味でシングルと思えないほどアルバム曲の存在も際立っています。
まさにB'zの10年間の集大成、最高傑作なのでぜひお聴きください。
01.DEEP KISS
出頭の心臓音やサイレンの音などをサンプリングしつつも、めちゃくちゃハードロック曲の傑作です!
ギターリフは2段構造のようなイメージです。
稲葉さんの"語るが如く唄う唱法"が完全に昇華された伝説の楽曲です!
02.スイマーよ!!
今作からアレンジャーとして参加した徳永暁人さんの打ち込み主体のアレンジが凄いです!
"魔法じゃない じゃないけどできるよ"
『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』での「スイマーよ!!」の演奏は、最高の完成度で最高傑作!
03.Survive
メンバー曰く「今の気分が反映されている。」
B'zほどの人気・キャリア・実績をしても、素直に"Survive"したいと歌にできるのが本当にかっこいいです。
"I will survive"
04.Liar! Liar!
激しいハードロックな曲ですが、シンセサイザーなどの打ち込みも多いです。
メンバー曰く「原点回帰」
松本さんのギター音に懐かしさを感じた方、、、その通りで「Liar! Liar!」は懐かしきRockmanを使っています。
05.ハピネス
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面2』のエンディングテーマです。
ファンに大人気のミディアムバラードの傑作です。
松本さんのギターソロはアコギで録った仮テイクをそのまま収録しています。
06.FIREBALL
資生堂「ピエヌ」CMソング です。
バンドサウンドのみで、ベースも松本さんが弾いてるため、ミュージシャンはドラムの山木秀夫さんのみです。
ミュージックステーション出演時、共演したエアロスミスから高い評価を受け、その後のライブでの共演のキッカケとなりました。
07.Do me
『B'z LIVE-GYM Pleasure '97 "FIREBALL"』で未発表曲として披露し、要望が多かったため本作に収録されました。
ライブジムで演奏された原曲とはアレンジが大きく変わっています。
実はシングル候補でした(のちに「Liar! Liar!」が完成しシングルに)
08.泣いて 泣いて 泣きやんだら
B'zの3連符の楽曲は全部、名曲です。
松本さんは当初のアレンジにしっくりきていなかったが、稲葉さんから借りたフライングVの音色でインスピレーションが湧いたようです。
女性を元気づける「Easy Come, Easy Go!」のような応援歌です。
09.CAT
女性をネコに例えた歌詞です。
ロックシンガーが"ニャオニャオ"や"ミャオミャオ"と歌詞をつけ唄うあたりが、稲葉さんがボーカリストとして突き抜けているところです。
ROCKとJ-POPが絶妙に絡み合って昇華された、これぞまさにB'zの楽曲です。
10.だったらあげちゃえよ
B'zのファンク風ハードロックの最高傑作ではないでしょうか。
松本さんの変幻自在のギタープレイを堪能せよ!
PVではこれまた若き徳永さんや黒瀬さんも登場!
11.Shower
歌詞は沖縄で止まっていたホテルからの景色がもとになっています。
親交のあった勝新太郎さんに捧げた曲とも言われています。
"ほっとするような微笑みを 心を包み込む海のような言葉を もっとあげればよかった"
12.Calling
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面』テーマソングです。
『SURVIVE』の中で最も完成に時間がかかった曲で「アルバムのレコーディングはこの曲で始まり、この曲で終わった。」とのことです。
後のライブジムでも非常に重要な曲のひとつになります。
9thアルバム『SURVIVE』レビュー|まとめ
概要 | |
リリース | 1997.11.19 |
作詞 | 稲葉浩志 |
作曲 | 松本孝弘 |
編曲 | 松本孝弘 稲葉浩志 徳永暁人(#1-5.7-12) 池田大介編曲 (#12) |
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