IN THE LIFE

B'z『IN THE LIFE』全曲レビュー|5th オリジナルアルバム

2023年3月25日

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B'z IN THE LIFE

本記事のまとめ

B'zの5thアルバム『IN THE LIFE』について

評価や聴きどころを解説したうえで

古参にも初心者にもわかりやすく3行でレビューします。

B'z IN THE LIFE
  1. Wonderful Opportunity
  2. TONIGHT(Is The Night)
  3. 『快楽の部屋』
  4. 憂いのGYPSY
  5. Crazy Rendezvous
  6. もう一度キスしたかった
  7. WILD LIFE
  8. それでも君には戻れない
  9. あいかわらずなボクら
  10. ALONE
概要
リリース 1991.11.27
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
編曲 松本孝弘
明石昌夫
販売
CD

記事を書いた人

B'z Hot-LiNe 管理人

B'z Hot-LiNe 管理人

  • B'z ファン歴26年以上
  • 1998年~ B'z Party会員
  • 初めて買ったシングル
    ┗松本孝弘「THE CHANGING」
  • 初めて参戦したLIVE-GYM
    ┗Brotherhood ツアー
  • 管理人も作詞作曲編曲の仕事を経験

B'zを最末端から応援します!



5thアルバム『IN THE LIFE』レビュー|評価・聴きどころ

『IN THE LIFE』は1991年11月27日にリリースされたB'zの5枚目のオリジナル・アルバムです。

タイトルの"LIFE"は「人生」ではなく「生活」を意味しており、日々の生活の中で起きうる男女の恋愛や仕事や仲間に関する楽曲が多い。

 

サウンドは打ち込みと生音が併用され、前作の『RISKY』やミニアルバム『MARS』までに比べるとJ-POPを意識した作風となっている。

 

このようにB'z本来の「ハードロックなアルバム」⇒大衆を意識した「ポップなアルバム」という流れは、後の『The 7th Blues』⇒『LOOSE』『ELEVEN』⇒『GREEN』にも通ずるところがあります。

ハードロックに振り切った後は大衆向けのポップさを前面に打ち出す、このバランス感覚がプロデューサー松本孝弘氏の真骨頂です。

 

サウンド面では、本作で松本さんはJ-POPなギターワークを極めています。

メチャクチャ難関だけどポップに聴こえるバッキングも、正確無比なカッティングも、泣きのギターソロも、ギタリスト松本孝弘を存分に堪能できます。

 

稲葉さんも韻を踏みまくったり、情景が浮かぶ表現力を発揮したり、生活感のある詞を書いたり、作詞家としての能力を存分に発揮しています。

 

現在でも大人気の「Wonderful Oppotunity」「ALONE」「もう一度キスしたかった」などが収録され、B'zファンとしては必ず聴かなければいけない作品のひとつです。



01.Wonderful Opportunity

シャッフルビートに載せた稲葉さんの歌詞センスが大爆発しました!

松本さん「詩がすごい面白いから、助けられてる。あの詩によってオープニングかな?という感じがした。」

稲葉さん「辛いことがあった人が慰められるように意識して書いた。」

 

02.TONIGHT(Is The Night)

歌詞もアレンジも大人の色気が溢れる楽曲です。

稲葉さん「唄ってるとき、山下達郎さんになりたいなと思ってました。」

前作『MARS』とはかけ離れた、完全なるJ-POPな楽曲です。

 

03.『快楽の部屋』

シンプルなロックに聴こえますが、ハネたリズムで演奏は難しいです。

「快楽の部屋=ライブジム」

"Hey,listen to me people! This is the LIVE-GYM!!"



04.憂いのGYPSY

エアロスミスの「What It Takes」を意識した楽曲でしょう。

コード進行・アレンジ・歌詞含め、完全なるJ-POPのバラードへと昇華させています。

"何もしょわずにずっといつまでも 街をあるいてはゆけないよ"

 

05.Crazy Rendezvous

最初の車の排気音は松本さんです(当時の愛車シボレー・コルベットらしいです)

読み方は"クレイジー ランデブー"です。

ライブでは"ちょっと落ち着いてきたね 〇〇だよここは"と地元の地名を当てはめます。

 

06.もう一度キスしたかった

B'zを代表するバラードのひとつで、ファンの人気も非常に高いです。

わかりやすいメロディの繰り返しですが、稲葉さんの歌詞がストーリーを紡ぎ、最高のバラードとなっています。

松本は「『もう一度キスしたかった』というフレーズが3回出てくるけど、「何でもう一度キスしたかったか?」がそれぞれ違う。こういう稲葉の作詞テクニックはすごい。」、、、絶賛です!



07.WILD LIFE

レコーディングが続き、稲葉さんは声の調子が良くなかったようです。

一発録りのレコーディングにメンバーは手ごたえを感じ、次作『RUN』に繋がります。

"人生は一度しかない"

 

08.それでも君には戻れない

仕事が忙しく、彼女にフラれた主人公の物語です。

歌詞で何度も繰り返しますが、"それでも君には戻れない"んです。

サラリと聴こえますが、松本さんのギターはメチャクチャ難易度が高いです。

 

09.あいかわらずなボクら

当時のサポートメンバーと一緒に楽しく唄って、一体感が感じられる楽しい曲です!

松本さんのくしゃみもいいですよね~(笑)

B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』で演奏されたときは嬉しかったなぁ~。

 

10.ALONE

シングルバージョンに曲頭の英語のコーラスが追加されています。

非常に強力なバラードのため、収録順を決める当初からアルバムの最後と決まっていた

松本さん「(楽曲の完成までに)ほんとにすごい時間をかけた。」



5thアルバム『IN THE LIFE』レビュー|まとめ

B'z IN THE LIFE
  1. Wonderful Opportunity
  2. TONIGHT(Is The Night)
  3. 『快楽の部屋』
  4. 憂いのGYPSY
  5. Crazy Rendezvous
  6. もう一度キスしたかった
  7. WILD LIFE
  8. それでも君には戻れない
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  10. ALONE
概要
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